Ubble-Gubble 〜tawagoto

「あぶる・がぶる」と読みます。「タワゴト」の俗語です。なんだか発作的に2008年に名前を変えてしまいました。ただの日々の思いつくことを書き散らしておるだけです。本店は、 http://miyatzka.net にひっそりいます。
[写真追加]ギリシャ旅日記(2) 〜シエスタ

犬は寝ている。
猫は徘徊する。
言ってしまえばこれがギリシャの野良事情だ。
ギリシャはどの街にも、必ず野良犬と野良猫がいる。日本で出会うよりも8倍くらいは出会う確率が高い。人間嘘をつくと、3と5と8がたくさん出てくるらしいので、この8倍というのもあからさまに嘘だが、そのくらいにわさわさといる。

日本で野良猫だなんていうと、確実に邪魔物扱いされるがギリシャだと、人が餌をやってても誰も文句言わないし、レストラン(夏場だと店内よりもむしろ外にテーブルを並べていることの方が多い)で食事をしていても平気で我が物顔で寄ってくるから、割といい暮らしをしてるんだろう。

一度なんぞパンをちぎって投げてやったら、見向きもしなかった。この贅沢もんが。きーっ。
そして犬。
まず間違いなくと言っていいくらいにギリシャの犬は寝ている。店の前だとか、歩道の上だとか、日陰であれば決まって犬(しかも巨体)が寝そべってる。
よーするに暑いのだ。
夏だと日中30度は平気で越えるし、全身毛皮なのだからそら暑いはずだ。夏の暑いさ中に、わざわざ暑くなるようなのそのそと俳諧をする必要もないだろう、と居眠りを決め込んでしまったんだ、きっと。
最初見たときは、生きてるんだか死んでるんだか、にわかに判別がつかなかった。そのくらい微動だにしない。何をけしかけても、何の反応もしない。

写真を見ても分かるように、一匹ではないのだ。
とは言え、猫にせよ犬にせよ、彼ら彼女らにとって生きやすい環境ではあるのだろうと思う。誰も追い払わないし、誰もいじめたりもしないんだろう。
ところがこの犬、夜になって涼しくなってもやっぱり寝てばかりいる。なんだお前達は日がな哲学でもやってんのか。
ソープディッシュ

前回のろくでもないタイトルには毀誉褒貶をもらって(毀、貶だけか)たんだが、あえてそのまま。捜査当局があれを見たらどーすんだと言われても…。
ウェブをうろちょろしてて見つけたのだが、イギリスの小学校では、毎年学年末(つまり9月末)に「馬鹿げた質問の日」というのがあるんだそうな。
○ラクダと正反対のものは何?
●ソープディッシュ(石鹸置き)です。コブの代わりにくぼみがあり湿度の高い場所にいます。
○インド象を丸焼きにするにはどれぐらいかかるの?
●インド象の体重が5000kg程度なので1kgを35分で計算して、だいたい2916時間40分かかります。大きな皿も必要になりますね。
○カタツムリが地球を一周するのにどれぐらいかかるの?
●1日に0.7マイル(約1120m)進むとして、庭にいるカタツムリで3万4519日程度が見込まれます。
○億万長者になれる映画を作りたい!どんなストーリーなら可能?
●売れた映画をベースにして、若い魔法使いとロボットが沈没した海賊船に乗って指輪を探す物語が良いのではないでしょうか。
○人間は一生のうちで、どれぐらいオナラをするの?
●大人で1日平均14回として538ミリリットルに相当します。ですので、約1万4727リットル程度かと思われます。
質問が本当に小学生の発したものか、など真贋はさておき、こういうのを学校行事としてやっちゃうところが、イギリスという国の懐の深さだわなぁ。
制度として定着してるのも、日本でやったら、頭の固い連中が血相変えて殴り込んできそうだし、そもそも先生にそんな気の利いた切り返しができるのかどうか。
人を殺しました

旅は先に進まず、今日は人を殺してみます。
『犯罪統計書』って統計を警察庁が出していて、そこにはいろいろな犯罪を巡る統計が書かれているのだけど、殺人の動機ってのが載ってるのだ。
「動機なんてどうでもよいのだ。あんなものは犯人が後から振り返った時に後付けするものだ。」と思っても、まぁおもしろいんだからお付き合いくださいよ。
1位は憤怒で42%。怒り心頭に…えーいもう我慢がならん!という状態ですわな。カッとなってつい…というのもここに含まれます。
2位は怨恨で16%。これはもう少しねちっこい感じですな。かねてからあいつだけは…。
3位は痴情で5.3%。痴情のもつれってこんなにあるのか。結婚してくれるって言ったじゃない!どうしても別れてくれないんだ。
まぁ順当(何をもって順当とするかって話ではありますが)なところかと。
この手の統計は古くからあって、「日本帝国統計年鑑」というやつには、明治末から昭和初期の犯罪の統計が載ってるのね。そこでの殺人の動機は、争論上または一時の怒、痴情または嫉妬、怨恨の順だから今と変わんない。いつの時代も、人殺しに走る理由は変わらないのですよ。
ところが、昭和12年の統計にこんな動機が。
「人違」。
ぐさり。
わ。
ちちちちち違った!
あわわわわ!
それも1年に33人。
昭和12年といえば、日中戦争が始まり、日本が段々ときな臭くなってくる頃か。世情を反映してるのか。
ちなみにこの年の最多勝は沢村栄治で24勝、相撲は双葉山の時代。さすがに知らんよ。
ギリシャ旅日記(1) 〜未ダ到着セズ

いい加減ギリシャの話を書かなくちゃなぁと思うのだ。ようやく写真の整理もできつつあるし、折を見て、ぼちぼち、と書いていこう。
誰だったかの作家は、海外に行くと、視覚よりも何よりも音で海外であることを実感するんだそうな。
自分の場合はどうなんだろう、と思ってみるとこれはニオイなのだ。
無機質な空港を出て、異国の地に足を印す。そこのニオイは、日本のそれとは、明らかに違う。気候のせいか(ギリシャの夏は、雨が降ると思う方が間違ってる。雲が空にあることだって珍しい、そんな気候)、人の体臭か、いろんなものの混じったものなのか。
けれどもニオイなんてのは、そこにいるとあっという間に慣れてしまって、別に何てことなくなる。
そうこうしてるうちに、関空発(ドバイ空港にて5時間待ちという時間の浪費以外の何物でもない乗り継ぎを経て。しかしあのドバイというのは実にバブリーなところだね。空港を見て「ジュリアナ東京」と思ってしまうのは、感性の問題)のエミレイツ航空(このエミレイツってのは「首長国」の意味なんだね。今回はむやみな注を多用して苛立たせてみる)にて、ギリシャの首都アテネにシブーく降り立ったのだ。
なんとここで今回は終えてしまう。
さぁ。アテネから先に進むことができるのかこの旅日記は。
人生いろいろ

どれだけ納豆を混ぜまくってもなんともならねえじゃないか、とご指摘を受けたりしたがおれだって人から聞いただけなんだから責任は持てない。
テーブルマナーがやかましく言われたりするが、庶民的な食べ物の作法というのを聞いたことがない。
納豆の食べ方なんて、誰も教えちゃくれない。実は全国納豆推進連絡協議会みたいなところが推奨している「HOW TO NATTO」みたいなものがあって、これぞ納豆の真実!というものがあるのかもしれないが寡聞にしてそういう納豆作法に出会ったことはない。
自分の家族とか、ごく身近な人間が食べているのを真似て食べるしかない。そしてその身近な人はまた…と延々と続く(はず)。
10人くらい集まって、いっせいに納豆食べたらなかなかおもしろいことになるんではあるまいか、と思うのだ。
何回くらい混ぜるのか?
同封のタレは使うのか?
ネギは有無やいかに?
卵を投入するのはありなのか?
一気にご飯に乗せるのか?
ご飯と納豆を混ぜたりするのか?




